暮れにどの銀行に置いてあったのか忘れたが「住友信託銀行」のパンフレットに「60歳のラブレター大募集!」と書いてあった。
夫から妻へ、妻から夫へ50歳以上の方なら何方でも応募できます・・と
私は一昨年ブログの投稿の中で三通のラブレターを夫に出していた
しかし夫は一度も読むことなく永久の別れとなった。
そしてそのラブレターもたった一人の心無い人の中傷に心痛め、様々な煩わしさが重なった一昨年10月全て削除してしまった。
削除してからとても後悔した・・寂しくて今までの私の生き方が否定されたみたいで何で堂々と胸を張って生きられなかったのだろうと・・・
いまこの住友信託銀行のラブレター募集を見て当時パソコンの先生にお願いして削除前数冊のファイルとして残しておいた三年近くの投稿記事の中に夫へのラブレターを見つけまたもやぽろぽろ・・どうやら私の特技はすぐ泣く事かもしれない。
三通のラブレター・・今日は一通目を読み返して見よう
拝啓古狸様
外は春のような柔らかな日差しがまぶしく真っ青な青空が広が゜っています
春の息吹がかすかに聞こえ新しい命の芽が地面から覗いています。
○さんは今幸福ですが?そして今まで幸福でしたか?
今年で36年夫婦としての語らいは殆んど無かったですよね。
仕事、仕事、仕事・・全て仕事で片付けられた結婚生活
私は60歳の還暦を迎えたら自分の思う人生を歩みたいと思っていました。
春夏秋冬私は常々人生をこのように区切って考えてきました。
そして昨年還暦を迎え人生の最終章の冬を迎えました。
私はこの人生の最終章で自分の命を燃やして生きたいと思っていました。
常々60歳からは私の好きな途を歩ませてね・・とお願いしてきましたよね
でも○さん!キャッシュカードの使い方もいまだ解からず私は今だ退職させてもらえませんね。
一昨年私が密かに計画した○さんの還暦祝い
本当にお世話になった身近な方々36名とのふれあいのお食事会・・なけなしの私のヘソクリで若夫婦に協力してもらい練りに練ったイベント・・楽しい会になりましたよね。
○さん!今だ気付いてないですよね
私が何であんなに秘密の行事の進行をすすめてきたのか・・
健康に関して私の言う事は何も聞いてくれず馬の耳に念仏
私は○さんの健康状態が数年前からとても気になっていました。
早かれ遅かれ健康を害するであろうと思っていました・・でも耳を傾けてくれませんでしたよね・・ですから諦めたのです。
その代わり○さんの心に残る思い出をいっぱい作ってやろうと思ったのです
いつもあの時やっておけばよかった・・と後悔だけはしたくなかった
○さん!貴方はあれから階段を下るように健康状態が悪くなっていますよ。
そんな事は無い!といつも粋がっていますが心からそうおもっているのですか?
心配して検査を勧めれば非常に迷惑だと怒るし寝たきりになったら私が迷惑だと言葉を返せばその時は注射一本で殺してもらうからいい・・と言うし
結局○さん!貴方は今もそれ以前からも幸せではなかったのですよね。
幸せな心が宿っていればそんなに意固地にならないですよね
でも一言!?幸福は与えられるより先に自分で探しに行くものだと思いますよ。
2007年2月3日古狐より
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